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保険の白い被せ物(CAD/CAM冠)

歯科治療において、大きなむし歯で歯に大きな穴が開いた場合に、差し歯を被せる事により形態を回復します。保険診療の場合、以前は前から3番目までの歯については、白い被せ物(硬質レジン前装冠)が認められていましたが、4番目、5番目の歯については金属の被せ物しか認められていませんでした。

以上の画像の様に、金属色が少し目立ってしまいます。現在では、同じ部位について白い被せ物(CAD/CAM冠)を保険でも被せる事が可能です。

三割負担の健康保険の方の場合、型取りに関する治療費と被せ物の価格と合わせて8~9000円程の負担となり、保険外の白い被せ物の五分の一程度と経済的です。

デメリットとしては、選べる色の数に限りがある為、見た目を追求される方にはやや不向きである点や、金属の冠に比べて、やや欠けたり外れたりする割合が高くなる点が挙げられます。しかし、材料の性質も年々向上している事から、患者様にとってメリットのある選択肢になると思われます。現在、金属の冠が入っていて見た目が気になっている方も、CAD/CAM冠に置き換える事は可能です。ご興味のある方は、お気軽にご相談下さい。